さすがに説明長すぎな『ソードアート・オンライン』10巻

ソードアート・オンライン〈10〉アリシゼーション・ランニング (電撃文庫) ソードアート・オンライン〈10〉アリシゼーション・ランニング (電撃文庫)
著者:川原 礫
販売元:アスキーメディアワークス
(2012-07-10)
クチコミを見る

 9巻に続く「アリシゼーション」編2冊目。読み始めたら現実世界の話で、しかもめっちゃ長くて、正直この説明の長さにちょっと心折れそうになりましたw 後半からはリーナ先輩可愛すぎてご飯3杯はいけましたねw アスナがアスナとしての出番が殆どなかったので、ツンデレでそれでいてカッコいいリーナ先輩が心のオアシスでした。個人的には2章と3章を逆にしてたほうが1冊の本として読みやすかったんじゃないかなぁとも思いますけれどね。『SAO』で一番長いシリーズになっているので、ここからどう物語が収束に向かっていくのかが楽しみでなりません。

 そして次はアインクラッド時代の話「ソードアート・オンライン プログレッシブ」。この状態で外伝とか生殺しすぎますw 早く続きが読みたいですw

山中鹿之助が本気を出してきた『織田信奈の野望』9巻

織田信奈の野望 9 (GA文庫) 織田信奈の野望 9 (GA文庫)
著者:春日 みかげ
販売元:ソフトバンククリエイティブ
(2012-07-17)
クチコミを見る

 播磨編続き。前巻で初登場した山中鹿之助が口絵の段階でもう可愛すぎて(と言うと少し違和感を感じてしまう人もいるかもしれませんが)めちゃくちゃ悶えてしまいました。物語のメインとしては半兵衛と官兵衛の話とか松永久秀の話が大事なところなんでしょうが、個人的には鹿之助がとにかく可愛かったのでその辺はもうどうでもいいですw でもまあ最後はやっぱり信奈可愛いよねっていう話で落ち着きましたけれどね。オチは歴史に詳しくない筆者は最初よく分からなかったんですが、ちょっと調べてみるとなるほどと思わせられるところでした。まあ、多少強引な気はしないでもないですけれどw

中途半端な気がしてならなかった『名探偵は推理しない』

名探偵は推理しない (創芸社クリア文庫) 名探偵は推理しない (創芸社クリア文庫)
著者:村田 治
販売元:創芸社
(2012-03)
クチコミを見る

 物語としてのシステムはいいなと思ったんですけれど、それ以外に見るべきものが何もなさすぎて、犯人が明かされても「あ、そうなんだ」くらいしか思えませんでした。なんか全部が中途半端でした。もうこれ以上ミステリ方向に寄せるのは無理だと思ったんで、もうちょっとラノベラノベしたほうが良かったんじゃないかなと思いました。