なんだか考えさせられた『Q.E.D.』44巻と『C.M.B.』22巻

Q.E.D.証明終了(44) (講談社コミックス月刊マガジン) Q.E.D.証明終了(44) (講談社コミックス月刊マガジン) [コミック]
著者:加藤 元浩
出版: 講談社
(2013-02-15)
C.M.B.森羅博物館の事件目録(22) (講談社コミックス月刊マガジン) C.M.B.森羅博物館の事件目録(22) (講談社コミックス月刊マガジン) [コミック]
著者:加藤 元浩
出版: 講談社
(2013-02-15)

 今回も同時発売です。『Q.E.D.』は「Question!」が面白かったです。こういう数学的なエッセンスがしっかり入った話は大好きです。ストーリー的にも考えさせられるものがありました。ひょとすると、人生に迷った時にまた読むかもしれません(笑)。

 『C.M.B.』は「ガラスの楽園」が、なんだか感じ入るものがありました。物語とかじゃなく、生物が生きる意味とか、それに対する人間の接し方とか、自分が今まで考えたこともないようなことに目を向けさせてくれました。

女の子がいっぱい出てきてお得な『とある魔術の禁書目録』11巻

とある魔術の禁書目録(11) (ガンガンコミックス) とある魔術の禁書目録(11) (ガンガンコミックス) [コミック]
著者:鎌池 和馬
出版: スクウェア・エニックス
(2013-02-22)

 今巻は原作8巻の内容、黒子 vs 結標のお話です。いつもは敵だったり味方だったりに魔術サイドのおっさんがいたりしますが、今回は主役も女の子、敵も女の子、脇キャラも女の子、一方通行も女の子(?)と、大変目に優しい仕様になっております。まあ冗談はさておき、原作での黒子のカッコ良さや御坂たちの思いの強さ、そして各キャラクターの可愛さと、原作の重要なファクターをきちんと拾ってくれていました。1冊にまとめてくれていたのもポイント高いですね。なかなか読み応えのある1冊でした。

相変わらず麻雀をしてない『咲-Saki- 阿知賀編』4巻

咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A(4) (ガンガンコミックス) 咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A(4) (ガンガンコミックス) [コミック]
著者:小林 立
出版: スクウェア・エニックス
(2012-11-24)

 前半戦は宮永照の大暴れ、中盤は弓道、そして後半は憧が絶好調と突っ込みどころ満載、もとい見所満載の1冊です(笑)。麻雀漫画を読んでいたはずなのに弓道を始めた所では、こういう作品だと分かっていて慣れてるつもりだったのに大笑いしてしまいました。アニメも配信がクライマックス(見ていませんが)。早く5巻が読みたいですね。