via naan

まだだ、まだ戦える

 筆者が家で使っているMacは『MacBook (13-inch, Aluminum, Late 2008)』(MB466J/A)で、約5年前のモデルです。CPUはCore 2 Duoながらメモリ8GBでストレージも500GBと、普通に使うぶんにはそこそこのスペックにしてあるんですが、まあ発売から5年経っているということもありまして、やはりパワー不足な感は否めませんでした。しかも、バッテリーが膨張しているので、普段はバッテリーを取り外して、電源に接続して使っています。『MacBook』シリーズはバッテリーを取り外して使用するとCPUの性能が抑制されるという話で、これがパワー不足に拍車をかけていました。

 パワー不足以外にもデメリットがいくつかあるのでできればバッテリーを付けて運用したいんですが、膨張してるからバランスがとれないしトラックパッドも使えない……といろいろ葛藤していました。しかし『OS X Mavericks』にしてからやっぱりちょっとパワー不足だなぁと思い、新たにバッテリーを買うことにしました。

【注意】サードパーティ製の製品の購入・使用は自己責任でお願いします。

サードパーティ製でもいいじゃん

 バッテリーについては昨年Genius Barに持って行ったときにも説明を受けたんですが、純正バッテリーは9000円程度で、Amazonで探してもだいたい同じくらいの値段でした。筆者はもうこの『MacBook』を持ち歩いていないので、そんなにバッテリーの性能自体にこだわりはなく、だったらサードパーティ製のものでもいいだろうということでサードパーティ製のものを購入しました。

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 こちらはAmazonで6000円でした。

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 左が元のバッテリーです。かなり膨らんじゃってます。

 さて、『Battery Health』というアプリでバッテリーの状態を確認してみましょう。

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 左が純正バッテリー、右が購入したバッテリーです。最大容量が増えているのがわかりますね。

 で、本当にCPUの性能が抑制されるのかどうかも、『NovaBench』を使って調べてみました。

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 上がバッテリー無し、下がバッテリー有りです。“CPU Tests”の項目に有意な差が見て取れます。噂は本当らしいですね。

おわりに

 という訳でCPUの性能も上がり、だいぶ快適になったような気がしています。トラックパッドの調子も良くなった感じで、一石二鳥でしたね。購入して1ヵ月ほど経ちましたが、特に問題もなく使えていますし、非常にいい買い物でしたね。持ち歩く機会は基本的には無いですが、使わなくなったら誰かにMac入門用としてあげようかなとも思っていますので、そういうタイミングで活用できたらいいなと思います。