とにかく便利な

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 MacBookシリーズのトラックパッドは操作性がいいとよく言われていますが、その中でも特に便利な機能が“3本指のドラッグ”です。どう便利なのかとかは、以前『週アスPLUS』で書いた記事をご覧ください(笑)。

 さて、先日行なわれた発表会で、新しい『MacBook』が発表されました。この新しい『MacBook』と、新しくなった『MacBook Pro (13-inch)』には、こちらも新しくなった感圧タッチトラックパッドが搭載されています。筆者も実際に店頭で触ってみましたが、物理的にクリックできてないはずなのにクリックされているというのは、魔法みたいな感じがしますね。確かにちょっと違和感はあるのですが、少ししたら慣れそうですし、慣れたらこっちの方がよさそうです。

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via Apple

 ところが、この感圧タッチトラックパッドを搭載したMacBookでは、なんと設定画面から“3本指のドラッグ”の項目が無くなっています。あの便利な機能が使えなくなってしまったのか、なんて不便なんだ! と思ってしまったのですが、実はちゃんと使えました。

階層の奥深くに

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 『環境設定』の“トラックパッド”……ではなく、“アクセシビリティ”にあります。

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 “マウスとトラックパッド”→“トラックパッドオプション”と選択します。

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 “ドラッグを有効にする”にチェックを入れ、“3本指のドラッグ”を選択します。これで、3本指のドラッグが使えるようになりました。

おわりに

 てな感じで、新しいトラックパッドでも無事3本指のドラッグは使えました。3本指のドラッグはMacBookの優れた性能をフルに使った素晴らしい機能だと思いますし、特に、最初に挙げた記事でも紹介した、ドラッグの途中で休憩をしながら運べるようになる“2本+1本指のドラッグ”というテクニックはめちゃくちゃ便利なので、ぜひいろんな人に使ってもらいたいです。