折紙が暴走する『デート・ア・ライブ アンコール』2巻

 短編集2作目。美九を封印したあたりの話がメインです。1巻のときも書いたんですが、富士見書房らしさ前回の日常の話が満載。折紙が暴走していてちょっと不憫な立場なのが、折紙が好きな自分としては少し悲しかったです。占いを信じてちょっと暴走しちゃう狂三はかわいかったですね。

 ちなみに、この本は一度去年の今頃に読んでいたのですが、今回感想を書くにあたってまったく内容を覚えていなかった上に感想のメモみたいなものも残っていなかったので改めて読みなおしました。内容をほとんど覚えていなかったので、2回楽しめておトクでしたが(笑)。

やはり栞子さんがかわいい『ビブリア古書堂の事件手帖』5巻と6巻

 かなり久しぶりに読んだのですが、相変わらず物語はおもしろいし、栞子さんはかわいいしで素晴らしかったです。これまで同様に古書に関する話や、ミステリ的な軽いギミックが多数出てきます。本を全然読んでいなかったせいで、それらの情報を捌くのが大変でしたね。特に、5巻のプロローグについては6巻まで読み終わってもまったく意味がわからなくて、さすがにこのまま感想を書くのもアレだなと思いAmazonの書評を見てみて、そこにあった“ヒント”を読んでようやく気づきました。自分に推理能力はないようです(笑)。物語全体としても終わりに近づいているのがありありとわかってきて少し寂しいですが、きっと綺麗にまとめてくれるだろうと思っています。

 余談ですが、5巻は以前買っていて、メディアマーカーにも購入したと記録していたのですが、未読の本を積んでいる棚になかったので、買っていないのに購入と記録したのかと思って改めて買ってしまいました(笑)。その後、部屋の掃除をしたときに最初に買ったものが見つかりました。どちらも初版なのですが、帯が違っていておもしろいです。『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズを読んでいると、こういったことにも注意が向くのが楽しいですよね。