ライトノベル

最近読んだラノベ──『ゴールデンタイム』とか『織田信奈の野望』とか──

各キャラの本音が見える『ゴールデンタイム』番外

ゴールデンタイム番外 百年後の夏もあたしたちは笑ってる (電撃文庫) ゴールデンタイム番外 百年後の夏もあたしたちは笑ってる (電撃文庫)
著者:竹宮ゆゆこ
販売元:アスキー・メディアワークス
(2013-01-10)

 時系列としては5巻よりも少し前、海に行く前の中篇集です。やなっさんの汚部屋で起こった事件「光央の部屋」、万里の友人の“師匠”と岡ちゃんと香子のドタバタ劇でサブタイトルにもなっている「百年後の夏もあたしたちは笑ってる」、NANA先輩に振り回される万里の「サマーナイトツアー」の3本が収録されています。どの話もキャラクターが本当に“生きてる”って感じで、竹宮先生のノリの良い文章も相まって読んでる間中ずっと笑い転げていました。この一冊で、各キャラのことが今までよりももっと好きになりました。個性がすごく分かりやすい一冊です。さて、本編の6巻にも期待したいですね。

妹萌えに目覚めそうになった『デート・ア・ライブ』4巻

最近読んだラノベ──『ソードアート・オンライン』とか『僕は友達が少ない』とか──


via yosshi

今年こそは50冊

 年が明けてから、2012年に読んだラノベを数えてたんですが、48冊しか読んでいませんでした……。月平均で言うと4冊ですね。

 最近は時間的にも忙しいですし、新しいシリーズものを開拓することも少なくなり、昔のように「年100冊」は無理ですが、「年50冊」を今年の目標にしたいと思います。

『ソードアート・オンライン』11巻

最近読んだラノベ──『新約 とある魔術の禁書目録』とか『アイドライジング!』とか──


via zimpenfish

1冊を読むのに

 割とどうでもいい話なんですが、みなさんはラノベを1冊読むのにどれくらいの時間がかかりますか? 筆者は最近は300ページくらいの作品だとだいたい2時間強といったところでしょうか。まあ、作品によるんですが。面白い作品だと一気に読んじゃうんですが、そうでない作品だと……(笑)。読むスピード自体は昔からあんまり変わっていないとは思います。漫画を読むのは少し遅くなった気もするんですけれどね。

 そうそう、『このライトノベルがすごい! 2013』買いました。時間ができた時にゆっくりと読みたいと思います。

このライトノベルがすごい! 2013 このライトノベルがすごい! 2013
販売元:宝島社
(2012-11-19)

久しぶりの学園都市の『新約 とある魔術の禁書目録』5巻

最近読んだラノベ──『ソードアート・オンライン プログレッシブ』とか『謎解きはディナーのあとで』とか──

矛盾なんかも気にさせないくらいの熱さな
『ソードアート・オンライン プログレッシブ』

ソードアート・オンライン プログレッシブ1 (電撃文庫) ソードアート・オンライン プログレッシブ1 (電撃文庫)
著者:川原礫
販売元:アスキー・メディアワークス
(2012-10-10)

 『ソードアート・オンライン』の「アインクラッド」編の外伝で、本編では殆ど描かれなかったアインクラッドの攻略の様子を書いてく予定だそうで、今巻では1層と2層の攻略風景です。1層のボスの攻略風景はアニメでも放送されましたよね。

 でまあ、あとがきにもあるように1巻とは矛盾したストーリーになっているのですが、個人的にはそこまで気になるものでもないと思います。むしろこっちのがストーリーがすっきりとしていていい感じです。このストーリーを知ってしまうと、本来のストーリーのほうがちょっと違和感あるように感じてしまいます。まあこれは個人差があると思いますが。ともかく、筆者はすごく楽しんで読めたんで、早く続きが読みたいですね。もちろん、本編の「アリシゼーション」編もですが。

まさかな展開だった『デート・ア・ライブ』3巻

最近読んだラノベ──『とある飛空士への誓約』とか『ベン・トー』とか──

これからどんな展開になるのかがとても楽しみな『とある飛空士への追憶』

とある飛空士への誓約 1 (ガガガ文庫) とある飛空士への誓約 1 (ガガガ文庫)
著者:犬村 小六
販売元:小学館
(2012-09-19)
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 「飛空士」シリーズの最新シリーズ。ここまでの3シリーズもスケールの大きな話でしたが、今シリーズは更にスケールの大きな話となっており、分かりやすく伏線も張られていて、しかもそれが今後のストーリーにどう絡んでくるかがわからない、それくらい大きな話になっています。ただまあ、タイトルにも入っている「誓約」が大きく絡んでくるのは間違いなさそうです。

 今までの「飛空士」シリーズと同様、今回も「空」に関する話で、主人公の坂上とその幼馴染のミオ・セイラ、そしてそして坂上と因縁の深いイリア・クラインシュミットが話の軸に絡んできます。この3人を含んだ7人の士官候補生が乗る飛空艇の親善飛行が物語の始まりになります。今作は群像劇としての側面が強く打ちだされていて、各登場人物の背景がしっかりと描かれています。もちろん空戦の迫力も今まで通りで、読んでてとてものめり込んでしまいました。恋の雰囲気も匂わされていて、これからどんな展開になっていくのかが楽しみでたまりません。

やたら濃かった『ベン・トー』短編集