仮想化

MacでMagic Onlineを遊ぶ! 〜その1・ParallelsでWindows 10〜

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いつでもどこでもMtG

 『Magic: the Gathering』をネットで遊べるオンラインゲーム『Magic Online』(以下、MO)をご存知でしょうか?

 構築もリミテッドもどちらも遊べて、特に人を集めるのが大変なドラフトなどを手軽に遊べるということで人気です。iPhoneやXboxで遊べる『マジック・デュエルズ』もありますが、やはり物足りませんよね。英語しか使えないのが珠にキズですが……。また、残念なことにこのMOはWindowsのクライアントしかないので、Macでは普通には遊べません。

 以前、MacでWindows用のゲームを遊べる『CrossOver』を紹介しましたが、ネットゲームという性質もあり、MOはうまくインストールできませんでした。しかし、最近リアルのMtGの大会に参加できておらず、『マジック・オリジン』発売がされたところで遊びたかったこともあって、なんとかMacでMOを遊べないかと試行錯誤しました。

仮想マシンを構築するも……

『CrossOver』を使ってMac上でWindows用のゲームとかを動かしてみた


via jerryfletcher

動かない

 大変忌々しい事実なのですが、MacでWindows用のゲームはできません。Microsoft社のOS・Windowsがトップシェアのため、ゲーム会社がPC用のゲームを作ろうとすると、どうしてもまずはWindowsってなってしまいます。また、『Microsoft Office』はMac版とWindows版で結構使える機能が違うらしいです。Microsoft社が作っているのだから仕方ないですね。ところで、『Office』ってWindows版よりもMac版のほうがかなり安いんですよね。なんでなんでしょうか。

 話が逸れました。ともあれ、MacでWindowsのゲームができないのは腹立たしいので、そのためのいろんな方法が提案されています。『Boot Camp』によるデュアルブート、『Parallels Desktop』や『VMware』による仮想化などです。しかし、これらの方法では結局Windowsのライセンスが必要になるため、非常に高額になってしまいます。そもそもMacを使っているのにWindowsを入れるのは邪道です。美しくないです。MacでWindowsのゲームを遊びたいって考えること自体が邪道なんじゃないかって話はこの際置いておきます。

 と、そんなふうに思っていた時に、とある便利なアプリに出会い、感動したので、今回はそんな“Mac上でWindows用のソフトを動かす”アプリ、『CrossOver』を紹介したいと思います。

“Run Windows Applications on Mac”