インパクトに惹かれて衝動買い
「購入してみた」と書いてはみましたが、実はこのマウスを買ったのは今年の2月の中旬です。ほぼ毎日パソコンとにらめっこしてて手首が痛くなってしまったんでリストレストを買いに行ったところ、たまたま店で見かけ、そのデザインのインパクトに惹かれて衝動買いしてしまい、それ以降ずっと使っています。
と言うわけで、今回はこのエルゴノミクスデザインのペンマウス、『MA-ERG1』を紹介したいと思います。
“究極”のエルゴノミクス(人間工学)
さて、このマウスの特徴といえばその形状です。普通のマウスだとどうしても手首をひねりながら使う形になってしまいますが、このマウスなら添える形で持つことになるので、手首に無理な負担がかかりません。普段マウスを一日中使って、腱鞘炎などに悩んでいる人には絶対オススメしたいです。
そんな変わるかな? と思う人は、実際に何も考えずに机に手を置いてみてください。小指が机に接し、親指の付け根辺りは少し浮き、人差し指と中指の付け根辺りが高い位置に来るはずです。そして、今手元にあるマウスを持ってみてください。人差し指から小指までの付け根がほぼ机と水平に同じ高さになり、親指の付け根あたりは机にくっついていると思います。つまり、ナチュラルな状態とは違う、手首がひねった状態になっているということです。しかしこのマウスは、前者に近い形でマウスを持つことになります。すなわち、普通の手の置き方と同じな、自然な形でパソコンに向かうことができるのです。
デザインには少し難点もあります。まず、慣れていないと絶対に違和感を感じます。これは仕方がないですね。でも、しばらく使っているうちに慣れると思います。筆者は2日くらいで慣れました。これを買うってことは普段からパソコンの作業をずっとしてる方だと思うので、自然にすぐ慣れると思います。そして、マウス上部の突起なんですが、なぜあるのかが分かりません(笑)。マウスからキーボードに右手を移そうとするときに邪魔になってしまっています。
あと、右方向への移動が少しやりにくいと感じるときがあります。これは個人差があるかもしれません。
その他の仕様とか
マウス自体の機能は普通です。分解能は800dpiで固定、赤外線方式。性能としてはその辺で売ってそうな普通のマウスと同じです。個人的に残念なのは有線であることで、机の上が散らかりがちな筆者には無線のほうがありがたいのです。
サイドボタンは2つ。押しにくいという意見もあるみたいですが、筆者はそこまで押しにくいと感じたことはありませんでした。一般的なWindowsのパソコンなら「進む」と「戻る」が割り当てられています。しかし、Macではこのサイドボタンは普通にやっては使用できません。一応、「Exposé」などを割り振ることはできますが、それではちょっと物足りません。
その点をカバーするために、筆者は『SteerMouse』を使用しています。これについては、以前別のBlogで紹介したので、そちらへのリンクを紹介させていただきます。
あとがき
このような感じで、そこそこ長い間使ってきたわけですが、先程も述べたとおり有線であることはかなりの痛手で、無線で似た形状のマウスが出ないものかと心待ちにしていました。そして最近、その筆者の期待に応えるマウスが発売されたのですが、それについてはまた今度、話したいと思います。
【2012/06/06 追記】自分で撮った写真もいくつか追加しました。これからレビュー記事を書くときはどんどん載せていこうと思ってますが、まだまだ写真を撮るのが下手なんで、練習していきたいなと思います。
【2012/06/07 追記】この後継品のマウスを買いました。