時代はBluetooth!

 筆者はBluetoothが大好きです。あまりに大好きすぎて「Macで使えるBluetoothキーボードまとめ」というエントリを書いちゃうくらい大好きです。で、自宅の『MacBook』で使うヘッドホンもBluetooth接続がいいなぁと思っていたんですが、Bluetooth接続のヘッドホン、特に大きめの密閉型のオーバーヘッド型ってなかなかないんですよね。以前はSANWAの『MM-BTSH24』を使っていて、これはコストパフォーマンスに優れたいい買い物だったんですが、残念ながら製造中止になってしまいました。まあネットの通販ではまだ在庫はいくつか残っていたんですが、どうせ買うならもう少し良い物を買いたいなとも思っていました。

 そんな感じで色々とモヤモヤとしていたんですが、ある日、有名なゼンハイザー社から良い感じのBluetoothヘッドホンが発売されていることを知り、しかもそれなりにお手頃な値段らしくて、「もうこれは買うしかない!」と思い、即購入してしまいました。

 という訳で今回は、そんな『SENNHEISER PX 210 BT』のレビューをしたいと思います。

大きさは少し小さめ

【国内正規品】 SENNHEISER Bluetooth ヘッドフォン PX 210 BT 【国内正規品】 SENNHEISER Bluetooth ヘッドフォン PX 210 BT
販売元:ゼンハイザー
(2009-11-20)
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 外観なんですが、凄く個人的な意見としてはとてもカッコ良いと思います。ヘッドホン部分は少し小さめの密閉型で、耳がすっぽり入るというわけではありません。全体的に細身で、携帯用のケースも付いているので、持ち運びにも便利だと思います。

 装着感ですが、『MM-BTSH24』で慣れているので、小さい装着部分も別に気になりませんでした。装着感自体は悪くないですが、メガネを掛けて長時間使用するのはちょっと辛いかなという感じです。

気になる音質は

 音質ですが、筆者は別に耳が肥えてるというわけではないので、『MM-BTSH24』の更に前に持っていた某社の赤外線式の無線ヘッドホンみたいにノイズが乗りまくるようなものじゃなければいいなと思っていました。よくヘッドホンのレビューで「高音の抜けが良い」とか「低音の響きがいい」とか書かれているのを見ても、正直どんな感じなのかよくわかりませんでした。

 しかし、このヘッドホンはそんな素人でも“音がいい”と分かります。それぞれの音がよく分かるというか、何の音が鳴っているかがそれぞれしっかり把握できるという感じでしょうか。買ったときは高音が少し割れ気味だったんですが、何日間かノイズ音を出しっぱなしにしてた(いわゆる「エージング」)らほとんど気にならなくなり、全体的な音の響きがよくなったように感じます。まあ、比較対象がその辺で売っていた2000円のヘッドセットなんでなんとも言えないところなんですが(笑)。語ったところで所詮音源はmp3ですしね。

 遮音性についてなんですが、大きさもあってかそれほど高いとは言えないと思います。筆者は家の中でMacに接続して使っていますが、窓の外の車が通る音なども少し聞こえてくるレベルなので、電車内など使うと結構外の音が入ってくるんじゃないかなと思います。まあ、それほど気になりませんけどね。接続する時の音も殆ど無いんでいい感じです。

おわりに

 そんな感じで大満足な買い物でした。ヘッドホンにほとんどお金を使ったことのない筆者でしたが、買ってよかったなぁと思います。何より無線なので音楽を聴きながら部屋の中を歩き回れるっていうのが素晴らしいです。今現在は『MacBook』にしか接続していませんが、Bluetooth接続のミュージックプレイヤーなどを買ったら、そちらにも接続して使ってみたいなとも思っています。