夏といえば甲子園!
夏、特に8月中旬といえば、野球好きにはたまらない季節、そう、甲子園です。朝から一日中野球を見れるってのは素晴らしいですね。しかもプロ野球が好きな人はそのまま夜も野球見れるわけで、やはり野球といえば夏と思わされます。
筆者はそこまで高校野球を真剣に見ているってわけではなかったんですが、まあ野球好きなんで時間があるときは見ていました。楽天イーグルスの調子が悪かったですしね。そんな軽い感じで見ていた中での感想なんかを適当に書いて行きたいなと思います。
奪三振無双だった桐光学園・松井
今年の甲子園の台風の目となったのは、なんといっても桐光学園の2年生エース・松井裕樹でしたね。一回戦の今治西相手にいきなりの22奪三振。筆者は神奈川大会の決勝も見ていたんですが、三振か四球みたいなピッチングだったんで、甲子園じゃ通用しないんじゃないかなーとか思っていましたが、全く見る目がなかったですねw 4試合で68奪三振、奪三振率は脅威の17.0でした。しかし、準々決勝では光星学院に3失点で完投負け。まだ2年生、総合力を上げた姿をまた来年(あるいは来年春)に甲子園で見たいですね。
決勝はセンバツと同じく大阪桐蔭対光星学院
決勝戦は史上初となる、“春の選抜の決勝と全く同じカード”大阪桐蔭対光星学院でした。
光星学院の方は前出の松井を打ち砕いた田村・北條の三番四番コンビが勢いにノリにノッていて、特に北條は大会記録のHRにリーチをかけるなど絶好調でした。東北勢初の優勝だったり、春負けた相手との再戦だったりと、試合前には期するものがあったはずです。
しかし、大阪桐蔭は強すぎました。エース・藤浪晋太郎はもとより、控え投手の澤田も非常に評価が高く、他の高校ならエースと言われていましたし、打線のレベルも非常に高かったです。この大会中、一度たりとも相手チームにリードを許さなかったというところからも、そのチームとしての強さが分かると思います。決勝も光星学院を全く寄せ付けず、春夏連覇を達成しました。3年生は引退ですが、扇の要を担っていた森はまだ2年生、来年もチームを引っ張っていく事になるでしょう。
もう少し見てみたかった愛工大名電・濱田
筆者が個人的に注目していたのは愛知代表の愛工大名電高校の濱田達郎でした。花巻東の大谷、大阪桐蔭の藤浪と並んで高校BIG3と呼ばれていました。筆者が注目したのはその体格で、183cmと上背はないんですが、88kgと身長に比べて重めとなっています(参考)。しかも、一旦体を作った上でそこから絞ってきているようで、春の選抜で実際に見てみても太っているという印象ではなく、がっちりとしたという形容が合っているように感じました。春も良い投球をしていたのでこの夏も楽しみにしていたんですが、フォームが固まらなかったようで、一回戦で姿を消してしまいました。ドラフト上位候補なのは間違い無いと思うので、活躍する姿をまたプロの世界で見たいですね。
おわりに
筆者がこの夏の甲子園を見た感想はこんな感じでした。どうしても「プロに入ったら」っていう目線で見ちゃうのがプロ野球ファンとしての悲しい性ですがw
次の春の選抜はドラフトをまたいでまた新しい顔ぶれになると思うんですが、また新たなスターが出てくるのが楽しみですね。