Apple製品と相性抜群のキーボード
筆者はいろんなメーカーのマウスとかキーボードとかを見るのが大好きです。特に、Macに合うようなBluetooth製品は大好きです。あまりに好きすぎて「Macで使えるBluetoothキーボードまとめ」なんてエントリを書いちゃうくらいには大好きです。でまあ、この記事に書いた以外にもMacで使えるイイ感じのBluetoothキーボードはないかなーって探していました。
んで、昨年末にLogicoolから、Apple製品と相性のよさそうな、しかも電池いらずなBluetoothキーボードが日本でも発売になりました。これはもう筆者の琴線に触れまくりだったので、ストレス解消のために買っちゃいました(『Apple Wireless Keyboard』を持っているのに)。
てなわけで、今回はそんな『Logicool Wireless Solar Keyboard K760』のレビューをしたいと思います。
開封とか外観とか
LOGICOOL ワイヤレス ソーラーキーボード k760 販売元:ロジクール (2012-12-21) |
とりあえず開封します。
外箱です。
ぱかっ。
裏面です。右下のボタンはBluetooth接続のためのものです。
電源スイッチとかです。
「Y」キーにはなぜか「\」マークが書いてあります。
配列とか機能とか
キーボードの配列はUS配列です。「Macユーザーが“USキーボード”を使うべき3つの理由」でも書いたように、筆者はUSキーボードが大好きなので、US配列というのも購入の決め手になりました。ちなみにこの『K760』、日本国内での発売が決まった時(昨年夏)にはJIS配列の写真で発表されたんですが……。まあ、深く突っ込むのはやめておきましょう(笑)。
さて、この『K760』はただのUSキーボードではなく、配列がApple純正の『Wireless Keyboard』とほとんど同じなのです。まあ、“Mac、iPad、iPhone用”を謳っているので当たり前ですね。commandキーやoptionキーもあり、普通にMacで使う分にはなんの違和感もなく使うことができます。
しかし、差異もあります。大きな違いはファンクションキーです。F1, F2, F3キーにこの製品のウリの一つである“Bluetooth接続機器のワンタッチ切り替え”が割り当てられているので、どうしても割り当てが変わってきてしまいます。F4がMission Control、F5がLaunchpad(iOSだとホームキー)、F6とF7がスクリーンの輝度調整、F8がバッテリーの残量確認、F9が再生/一時停止、F10からF12が音量調整です。インジェクトキーもあり、iOSではオンスクリーンキーボードが割り当てられています。まあ、多少差はありますが、機能に大きな差はありません。ちなみに、Launchpad機能やその他の設定を行うには、専用のドライバをインストールする必要があります。
そしてこのキーボードの最大のウリであるソーラー電池ですが、普通に使う分にはバッテリー残量とかは気にならなさそうです。室内光でも十分充電されるので、かなり便利ですね。
使ってみての感想とか
実際に使ってみて、まず画面にcaps lockの状態が表示されるのが非常に鬱陶しく、またファンクションキーの設定も気に入らなかったので、ドライバの設定からいじることにしました。先程インストールしたドライバの『Logicool Preference Manager』は『システム環境設定』に追加されています。
筆者は上の画像みたいな感じに設定しています。これなら普通の『Apple Wireless Keyboard』と同じように使うことができます。
それと、純正のキーボードと比べて、傾きがちょっと緩いので、打鍵感がちょっと違いますね。まあ、そこまで気になるものではないですが、気になる人はなにか下に敷けばいい感じに角度が付けられそうです。あと少し気になる点としては、スリープからの復帰が純正キーボードよりも遅いような気がします。『BSKBB01BK』を使っていた時も同じような感じだったので、これは純正以外のBluetoothキーボード共通の問題のような気がします。
それ以外については特に不満点もなく、なかなかいいキーボードです。やはり純正キーボードと使用感がほとんど変わらないってのはいいですよね。違和感なく使えます。また、キートップがちょっと凹んでいるので、かなり打ちやすいです。白を基調としたデザインも、個人的にはかなりいいと思います。筆者は『iMac』に接続して使っているのですが、Apple製品と並んでも調和するデザインなのはいいですよね。
ちなみに筆者はMac以外のAppleのデバイスを持っていないので、ワンタッチ切り替え機能はまだ有効活用できていません……(笑)。
【2013/02/25 追記】『iPod touch』を買いましたが、あんまり物理キーボードを使っても文字入力がしやすいとは思えなかったので、こちらではあまり使っていません。
おわりに
そんな感じで、かなり満足のいく買い物でした。本来のスペックを引き出せてるとは言い難いですが(笑)、8000円を出した甲斐はあったような気がしています。LogicoolはApple製品向けの製品をよく出していて、日本ではタブレット用キーボード『TK600』がApple製品と相性いいですし、海外(Logitech)だと、充電式タッチパッド『T651』やイルミネイトキーボード『K811』があります。日本での発売にも期待したいですね。また、Mac対応の新製品にも期待したいです。
【2013/01/30 追記】『T651』『K811』共に日本Logicoolから発売されることになりました。2013年2月8日発売予定です。
にしても、国内だとApple対応のキーボードとかマウスとかの選択肢は少ないですよね……。このブログではこれからも、そういった数少ない製品を紹介していきたいと思います。