“リブート”しても内容は変わらず『IS〈インフィニット・ストラトス〉』8巻
IS〈インフィニット・ストラトス〉 8 (オーバーラップ文庫) [文庫] 著者:弓弦イズル 出版:オーバーラップ (2013-04-24) |
長かった中断から“リブート”した本作、7巻の内容も若干忘れ気味でしたが(笑)、作品の雰囲気は以前のまま。口絵はあまりに狙いすぎてて最初に見た時には思わず笑ってしまいました。本編もなかなかニヤニヤできる展開で、バトル的な展開ではこれまであまり見られなかった千冬のバトルシーンがちょっとだけですが見ることができていい感じでした。
食蜂が活き活きとしてた『新約 とある魔術の禁書目録』7巻
新約 とある魔術の禁書目録 (7) (電撃文庫) [文庫] 著者:鎌池和馬 出版:アスキー・メディアワークス (2013-05-10) |
表紙と序盤の展開で「これはやべえ」ってなってましたが、一度スイッチが入ってしまってからは怒涛の展開で、非常に盛り沢山な内容になっています。しかし食蜂のキャラクターとしての使いやすさはいいですね。もっと出番が見てみたいところです。
そしてイン(ry
小ネタのスパイスの効いたテーマパーク『甘城ブリリアントパーク』
甘城ブリリアントパーク1 (角川ファンタジア文庫) [文庫] 著者:賀東 招二 出版:富士見書房 (2013-02-20) |
賀東招二先生の新作。実は賀東先生の作品を今まで読んだことがなかったので、なかじまゆか先生と組んだ新作が面白そうだったので買ってみました。イケメンで頭の切れるナルシストな可児江西也が、千斗いすずにマスケット銃で脅され、寂びれたテーマパーク“甘城ブリリアントパーク”の支配人代理を任されます。メープルランドの王女で支配人のラティファ・フルーランザやマスコットたち(中の人などいない)と協力(?)しながら2週間で10万人動員という無理難題に立ち向かうことに──。という大きなストーリーに、メタ的な小ネタをガンガン挟んできて、その勢いのまま読めました。明かされなかった謎や伏線があり、1冊として見たら少し尻すぼみだった感じではありますが、そのぶん、ある程度シリーズ展開を見越した構成になっています。2巻以降に期待したいですね。あとミュースちゃんが超可愛いかったです。