返す返すも残念
以前にも書きましたが、『Google リーダー』が7月1日にサービス停止となります。
で、その中で『Google リーダー』のサービス停止後のRSSリーダーについて決めきれていないということを書きました。実際に、つい先日までは決まっておらず、本当にどうしようか色々悩んでいました。
しかし、その選択肢のうちの一つであった『Feedly』が、自社サーバーに移行して未既読の同期を『Google』に頼らずにできるようになりました。これはちょうどいいタイミングだと思ったので、重い腰を上げて移行してみました。
移行と運用
最初の登録画面はこのようになっています。“One-click Google Reader Impote”で『Google リーダー』のデータを簡単にインポートすることができます。一旦登録したあとはGoogleのアカウントでログイン情報を同期できます。
『Feedly』はパソコンではアプリは提供されておらず、ブラウザから見ることになります。『Safari』と『Google Chrome』では拡張機能が提供されています。『Safari』は公式ページから、『Chrome』ではChrome ウェブストアからダウンロードすることができます。
個人的にはフルビューにした時にスクロールするだけで既読にできる機能がいいですね。消化がはかどります。キーボードショートカットも用意されていて、よく使うのはフィードのリフレッシュのR
、前後のフィードへ移動のJ/K
、フィードのオリジナルを新しいタブで開くV
などですかね。
スマートフォンではアプリで見よう
『Feedly』はスマートフォンのアプリも提供されています。いずれも無料です。
これらのアプリでは、左右のスワイプでフィードをゴリゴリ消化できるのがいいですよね。ひょっとするとパソコンで見るよりも楽かもしれません(笑)。未既読の同期もちゃんとしてくれるので、非常に快適にフィードを消化できます。
さて、この『Feedly』は『Feedly Cloud』と呼ばれるサービスも開始しています。APIを無料で公開し、様々なアプリで『Feedly』が使えるというサービスです。計画の段階では『ノルマンディ・プロジェクト』という名前でしたね。
早速、筆者がAndroidで愛用していた『gReader』が『Feedly Cloud』に対応しました。今までの『Google リーダー』のときと同じように使えています。これはかなり便利ですね。
この他にもMac用アプリ『Reeder』が対応を予定しているそうです。とても使い勝手が良くてこれまでずっとMacで使っていましたし、『Feedly』のショートカットも『Reeder』を意識したものが多いので、ぜひ早く使えるようになってほしいですね。
おわりに
てな訳で無事移行することができました。まだ完全に慣れてはいませんが、なんとかかんとか運用できています。
この『Feedly』以外にも、他の便利なRSSリーダーが出てくるかもしれませんので、一応、上記の方法でデータ自体を残しておいたほうがいいかもしれません。データさえ残っていれば、移行手段はあるでしょうしね。
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