Macを使う理由の一つ

 みなさん、Macで『Keynote』を使っていますか? Appleの提供するオフィススイート『iWork』の中の一つで、超有名なプレゼンテーションソフトですね。スティーブ・ジョブズがプレゼンをするために作ったアプリというのは有名な話です。

 さて、この『Keynote』をiPhoneなどから操作するためには、iOS版の『Keynote』の“Keynote Remote”機能を使います。

 以前は『Keynote Remote』という単独のアプリで、筆者も愛用していたんですが、2年間ほどアップデートされておらず、『iPhone 5s』などの画面の大きさにも対応していませんでした。そして、今年の1月末頃に公開停止となりました。で、その機能が新しくなった『Keynote』に受け継がれたわけですね。

 この“Keynote Remote”は同じWi-Fi内のMacを操作できます。じゃあ、Wi-Fiが飛んでないところでは使えないのかというと、そんなことはありません。今回はその方法を備忘録的に書いておこうと思います。

Wi-Fiが無ければ飛ばせばいいじゃん。

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 まずはMacの『システム環境設定』の“ネットワーク”を選択し、“Wi-Fi”の“ネットワーク名”をクリック、“ネットワークを作成”します。

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 パスワードも設定できますが、発表の間だけ使うだけなら設定しなくて大丈夫でしょう。

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 Wi-Fiの設定が終わったらiPhone側で『設定』を開き、“Wi-Fi”で先ほどのMacを選択します。これで二つのデバイスがつながりました。

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 ここからは普通の設定です。まずはiPhoneの『Keynote』で“Keynote Remote”機能を起動します。

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 最初に使うときにはデバイスを登録します。

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 Macの『Keynote』の“環境設定”の“Remote”を開くと、先ほどのiPhoneがリストに表示されているので、“リンク”を選択します。

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 iPhone側にパスコードが表示されます。

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 Macにも同じパスコードが表示されているのを確認したら、“確認”をクリックします。

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 これで完了です。お疲れさまでした。

おわりに

 そんな感じで無事使えるようになりました。アプリの『Keynote Remote』の頃よりも便利になった“Keynote Remote”、iOSデバイス同士だとBluetoothでも接続できるそうですが、MacだとわざわざWi-FiをMacから飛ばすという一手間を入れないと無線環境がないところでは使えません。ぜひMacとiPhoneでも、Bluetooth接続で操作できるようにしてくれると嬉しいですね。