今年もこの季節がやってきた
今年もAppleの開発者向けイベント『WWDC』が、6月3日の未明に行なわれました。毎年恒例ですが、今年もその初日に行なわれたKeynoteをざっくりと振り返りたいと思います。
次のOS Xは“Yosemite”
次のOS Xは『OS X Yosemite』です。ちなみに発音は“ヨセミティ”に近いようです。『Mavericks』からはシステム的には大きな変化はないようですが、アプリケーション的にはいくつか変化があります。というか、人気のアプリの機能をいくつか取り入れているみたいですね。それと、散々言われてきたOS Xのフラットデザインですが、実際に見てみると意外と悪くないですね。iOSとの親和性が上がるのは大歓迎です。
SDKも公開された『iOS 8』
『iOS 8』も公開されました、単体での機能面の強化はそこまでなかったように感じました。それよりも、“Home Kit”やヘルス機能など、外部との連携が広がったように感じます。これをApple主導でやるというのは楽しみですね。SDKも公開され、サードーパーティアプリが色々と小回りがきくようになるというのはかなり楽しみですね。特に、サードパーティ製のキーボードが使えるようになるというのは、本当に楽しみです。
新たなるプログラミング言語『Swift』
個人的に今回のKeynoteの目玉だと思ったのはプログラミング言語『Swift』です。現時点ではまだ正直どのような言語なのかイマイチよく理解できていませんが、とにかく簡単に書ける言語だそうです。今までのアプリがどれだけ置き換えられるのかが注目ではありますが、今後のMacやiPhoneのアプリがどのようになっていくのかが気になります。
おわりに
今回のKeynoteではハードウェアの発表はありませんでした。正直残念ではありましたが、ソフトウェアの発表も含め、既存のものはもうこれ以上大きな変更はないのではないのかと思いました。MacもiPhoneも、今以上に良くするために大きく変化を加えるということはないんじゃないか、ということです。『iWatch』とか『iGlass』とかはあるかもしれませんが(笑)。ただまあ、そんな中でまた新たな何かを提供してくれるのがAppleという会社だと思うので、おそらく秋くらいにあるであろう発表会が楽しみです。