キーボードを限界まで使いやすくしよう
みなさんは『KeyRemap4MacBook』というアプリをご存知でしたでしょうか?
Macのキーボードのカスタマイズアプリです。以前のブログでも紹介したことがあったので、ひょっとしたらそれをきっかけに使ってみたという人もいるかもしれません。
筆者も超愛用していたのですが、このアプリが最近『Karabiner』と名前を変えました。せっかくなので、アプリの使いかたをおさらいしましょう。
別の役割を与える
『Karabiner』はキーボードのリマップアプリということで、Macのキーにさまざまな役割を持たせられます。
筆者が一番重宝しているのが“左右のコマンドキー(⌘)を「英数/かな」としても使う”です。USキーボードを愛用しているのですが、スペースキーの左右に英数キーやかなキーがないのだけが不便なので、左右のcommandキーを空打ちすれば英数やかなとして使えるようにしています。詳しい説明は以前のエントリを参照してください。
もう一つの大事な機能が、いろんなアプリでcontrol+Hなどのキーボードショートカットが使えるようになる“Emacs Mode”です。なんでそんなキーボードショートカットが必要なのかは、こちらも以前のエントリを参照してください。
筆者は使っていませんが、キーボードの反応速度も変更できます。キーを押してからのリピートまでの時間などの細かい設定が可能です。タイピングにこだわる人はいろいろいじってみましょう。
あと、初期設定ではメニューバーにアイコンが出るようになっているのですが、ぶっちゃけ要らないのでオフにしておくといいかと思います(笑)。
ちなみに、最初に使う前には『システム環境設定』の“セキュリティとプライバシー”で“プライバシー”タブの“アクセシビリティ”から『Karabiner』の項目をオンにするように言われます。これをしておかないと使えないので注意です。
おわりに
そんな感じの『Karabiner』です。便利さは保証しますし、無料のアプリなので、ぜひ一度使ってみてください。きっと手放せなくなると思いますよ。