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失われたWi-Fi環境

 筆者は今年の3月に引っ越しをしました。前に住んでいたところはWi-Fiルーターを貸してくれていたので、自宅にWi-Fi環境が簡単につくれたんですが、引っ越しに伴い返却したので、新居ではWi-Fi環境が無くなってしまいました。

 ですが、8月の終わりが近づいた今でも、Wi-Fiルーターを買っていません。しかし、SIMの挿さってていない『Xperia E1』も、3DSもちゃんと自宅で無線で使えています。4月に『iMac』を買ったからです。

『iMac』はルーターに化ける

 実はMacには、「Wi-Fiルーターの代わりになる機能」がデフォルトで備わっているのです。それが、“インターネット共有”です。

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 “インターネット共有”は『システム環境設定』の中の“共有”の中にあります。『iMac』で有線LANにつないでいる人は、“共有する接続経路”を“Ethernet”、“相手のコンピュータが使用するポート”を“Wi-Fi”に設定すれば、『iMac』がそのままWi-Fiルーターの代わりになります。チェックを入れる前でないと設定ができないのに注意です。

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 “Wi-Fiオプション”で詳しい設定もできます。ネットワーク名や、パスワードが設定できます。急場しのぎ的に使うのでしたらパスワードはいらないかもしれませんが、つけっぱなしにしておくなら、必ずパスワードは設定しましょう。

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 共有が始まると、メニューバーのWi-Fiのアイコンがこんな感じになります。

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 普通に使えています。

おわりに

 という訳で、家に『iMac』や『Mac mini』、『Mac Pro』などがある人はぜひ試してみてください。『iMac』を常時起動していないとダメなのがちょっと問題ですが、それ以外は普通のWi-Fiルーターと同じように使えますよ。

 と言いつつ、やっぱりWi-Fiルーターが欲しかったりもするんですけれどね……(笑)。