クリップボードアプリは必須

 筆者は、以前からMacのクリップボード履歴アプリとして『ClipMenu』をずっと使っていました。

 “絶対”と言い切っただけのことはあって、文章入力するにあたっては手放せないアプリでした。しかし、ここ6年ほどアップデートがされておらず、スニペット機能がちょっと使いにくいかなと思っていて、新しいバージョンの開発は進められているようですが、正直待ちきれませんでした。

 ところで、この『ClipMenu』はオープンソースソフトウェアとしてソースコードが公開されています。そして先日、この『ClipMenu』のソースコードを使ったリメイクアプリがリリースされました。さっそく使ってみたところ、「これは!」と思ったので紹介したいと思います。

スニペットに強い

 この『Clipy』は、『ClipMenu』の機能を引き継いだクリップボード拡張アプリです。『ClipMenu』でできたことは大体できて、デザインも最近はやりのデザインでお洒落です。

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 こんな感じで、コピーしたテキストを保存しておいて、後からショートカットキーやメニューアイコンから呼び出せます。ショートカットキーはもちろん自分で設定できます。ショートカットキーを設定しない、という設定ができないのがちょっと残念ですが。

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 メニューバーのアイコンからはクリップボードの履歴やスニペットを呼び出したり、設定画面を開けます。

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 スニペット編集画面です。『ClipMenu』よりも編集が楽で、これだけで使う理由になりますね。

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 こんな感じでスニペットもショートカットキーで楽に呼び出せます。

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 保存するクリップボードの種類も選択できます。

おわりに

 そんな感じで、リリースから数日使っていますが、問題点も特になく快適ですね。さっそく、ログイン時に起動するアプリを『ClipMenu』から変更しました。スニペット・マーケットも近日公開予定だそうで、これからが楽しみなアプリです。文章入力のお供として、ゴリゴリ使っていきたいですね。