もう恒例
9月に新しいiPhoneが発表された後、もう一度ハードウェアのスペシャルイベントがあるのはもう毎年恒例となっています。と、毎年書くのがもう恒例になっていますが(笑)、今年も10月27日(日本時間で28日)にスペシャルイベントが開催されました。
まあ、イベント前にアップデートされたmacOSに画像が入っていてネタバレしていましたが、そんな新しい『MacBook Pro』をまったりと振り返りたいと思います。
キーボードが生まれ変わる?
新しい『MacBook Pro』の特徴といえば、なんといっても“Touch Bar”でしょう。アプリによって機能が変わるのは便利でしょうし、それが見た目にもわかるというのはさらに素晴らしいです。ファンクションキーは、使うかと言われるとそうではないことのほうが多かったですから。よく使ってるのはescくらいでしたし。電源も、iOSデバイスのような起動感にすることで対応するとのことです。ここは物理キーのままでもよかったような気がしますが……。サードパーティに開かれているというのも朗報で、『1Password』やMicrosoftの『Office』も対応するとのことです。ただ、Apple側でコントロールできない部分が多くなるので、ユーザエクスペリエンス的に大丈夫なのかなという気もします。
『MacBook』はキーボードの打鍵感が不評でしたが、新しい『MacBook Pro』はレビュー記事を読む限りはかなり改善されているみたいです。これは店頭で試してみたいですね。それと、Touch Bar搭載のBluetoothキーボードも出してほしいですね。
また、ThunderboltがUSB-Cと兼ねて使えるというのも、技術的にはかなりすごく感じます。その結果、コネクタ地獄になるのは過渡期だから仕方がないのでしょうか。他社製のものがあまり追随していないのも、黒歴史になってしまいそうで怖いですが……。あと、イヤホンジャックがあったのには少し笑ってしまいました。
個人的にはトラックパッドが大きくなったのが素晴らしいと感じました。ラップトップPCのトラックパッドの使い勝手はそのPCの使い勝手に直結しますし、今回ディスコンになってしまった『MacBook Air』の11インチモデルはそのトラックパッドの小ささで勧めづらかったですからね。
あと、あの“ジャーン”という例の起動音が鳴らなくなっているそうです。理由は何なんでしょうか(笑)。

Touch Barのない13インチの廉価モデルは14万8800円から、Touch Barありだと17万8800円から、15インチモデルは23万8800円からです。相変わらず高いですね。Touch Barモデルの出荷はまだ少し先のようです。
しかし、旧モデルも普通にラインナップに残っているのが……。新しい15インチモデルは現時点では事実上購入できないので残すのはわかりますが、またラインナップが紛らわしくなりました。『MacBook』、『MacBook Air』、旧『MacBook Pro』と4種類並びますからね。また今度比較エントリでも書きましょうか。
ただ、このエントリを書いてる最中にレビュー記事とかでの比較写真とかを見ていると、『MacBook Air』はもう仕事を終えたのかなという気もします。自分で初めて買ったMacなので愛着もあるんですがね。
おわりに
『MacBook Pro』の“Retina”モデルが発表されたのは2012年でした。
それから4年、プロユースという点では変わらないまま、新しく姿を変えました。これからも、新しい技術が生まれるたびにそれをとりいれていくであろうMacが楽しみです。
余談ですが、発表会以降、このエントリのアクセス数が急に伸びました。
3年前のなんですけど、今でも大まかな内容は通用しますね(自画自賛)。