プロツアーも終わり

 2月3日から5日にかけて開催されたプロツアー『霊気紛争』も終わり1週間が経ちました。筆者はここ数年プロツアーの結果をロクに見ていなかったのですが、グランプリ静岡に参加予定で、なおかつフォーマットがスタンダードということで注目して見ていました。

 筆者が注目していた『コピーキャット』は負け組に終わってしまいました。とはいえ、過剰に対策されていた + 元々苦手な『マルドゥ機体』に対するガードが下がっていたことが敗因で、デッキ自体は強いと思っているので、グランプリに向けての練習としてMagic Onlineでカードを集めて遊んでみることにしました。ちなみに、MOで構築線を遊ぶのは初めてです(笑)。

デッキの内容を再確認

  • 4《守護フェリダー/Felidar Guardian》
  • 3《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk》
  • 4《予期/Anticipate》
  • 4《天才の片鱗/Glimmer of Genius》
  • 4《蓄霊稲妻/Harnessed Lightning》
  • 4《サヒーリ・ライ/Saheeli Rai》
  • 3《不許可/Disallow》
  • 2《燻蒸/Fumigate》
  • 2《否認/Negate》
  • 2《ジェイスの誓い/Oath of Jace》
  • 2《ショック/Shock》
  • 4《島/Island》
  • 4《平地/Plains》
  • 4《霊気拠点/Aether Hub》
  • 4《感動的な眺望所/Inspiring Vantage》
  • 4《港町/Port Town》
  • 4《尖塔断の運河/Spirebluff Canal》
  • 2《さまよう噴気孔/Wandering Fumarole》
  • 3《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》
  • 2《領事の権限/Authority of the Consuls》
  • 2《払拭/Dispel》
  • 2《断片化/Fragmentize》
  • 2《焼夷流/Incendiary Flow》
  • 2《否認/Negate》
  • 2《光輝の炎/Radiant Flames》

 使っているリストはプロツアーで1番成績が良かった藤村さんのリストのサイドボードの《チャンドラの誓い/Oath of Chandra》を《焼夷流/Incendiary Flow》に変えただけです。

サヒーリ・ライ守護フェリダー

 現代に蘇った“双子コンボ”こと《サヒーリ・ライ/Saheeli Rai》と《守護フェリダー/Felidar Guardian》の無限トークンを勝ち筋にしたジェスカイカラーのコントロールデッキです。前記のとおり対策はされまくっていますが、うっかり揃ってしまうとそのままうっかり勝ってしまうところが、往年の『トリックス』や『ドラコ爆発』に似ています。

 ちなみに、なんでこんな簡単に決まるコンボが、同一ブロックで成立してしまったのかというと、開発チームがサヒーリの存在を忘れていたからだそうです。

奔流の機械巨人

 コンボで勝つだけでなく、《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk》で徹底的にアドバンテージを稼いで勝つみたいな試合も多いです。元のジェスカイコントロールがそもそも強いデッキでしたしね。

不許可燻蒸

 《不許可/Disallow》や《燻蒸/Fumigate》といった、往年の『青白コントロール』のようなカードが使えるのも楽しいですね。そのぶん、ミラーマッチが大変ですが……(笑)。

 しばらく2人構築で遊んでみて、MOの操作感覚にも慣れたので、今日は初めて構築リーグに参加しました。5回戦で3勝以上で収支はトントンですが、2勝2敗で迎えた最終戦のGame 3、残り持ち時間4分の状態から天和ハンドをキープしてそのままコンボを決めて勝ってなんとかプライズを獲得できました。心臓に悪かったです(笑)。

ならず者の精製屋老いたる深海鬼

 ちなみに、緑を加えて4色にしたアグロタイプの『コピーキャット』もメインボードのカードだけ揃えて使ってみました。こちらはジェスカイよりもデッキ全体の安定度が高いのが良いですね。選択肢が多くて楽しいデッキだと思います。

おわりに

 グランプリまであと1ヵ月です。筆者は久しぶりのMtGでコンバットをあまりやりたくなく、性格的にも自分の負け筋・相手の勝ち筋を淡々と潰していくのが好きなので、『コピーキャット』もしくは赤青かジェスカイカラーのコントロールを使うと思います。《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk》が好きすぎます。グランプリ前に禁止カード発表がありますし、どれを使うかはおそらく直前まで決められないとは思いますが、練習はしっかりとしておこうと思います。