プロツアー『破滅の刻』へ・その2
グランプリ・静岡は終わりましたが、プロツアー『破滅の刻』への道はまだ終わりません。プロツアー『破滅の刻』の地域予選(RPTQ)は6月。『アモンケット』のプレリリース・イベントは4月22-23日で、その前の週までは予備予選(PPTQ)が開催されます。
筆者も3月の上旬くらいから、グランプリの練習も兼ねて関東圏のPPTQに参加していました。リアルマジックへの慣れもありましたが、あまり勝てませんでした。今までPTQにはたくさん出てきましたが、PPTQ-RPTQの制度になってからは初めてだったので、感覚がつかめていないところもありました。そのあたりも何回か参加することで慣れてきて、先日のPPTQでようやく優勝することができました。
デッキはやはり……
- 4《守護フェリダー/Felidar Guardian》
- 4《ならず者の精製屋/Rogue Refiner》
- 4《導路の召使い/Servant of the Conduit》
- 3《つむじ風の巨匠/Whirler Virtuoso》
- 1《不屈の追跡者/Tireless Tracker》
- 4《霊気との調和/Attune with Aether》
- 4《蓄霊稲妻/Harnessed Lightning》
- 4《ニッサの誓い/Oath of Nissa》
- 3《チャンドラの誓い/Oath of Chandra》
- 1《領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship》
- 4《サヒーリ・ライ/Saheeli Rai》
- 3《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》
- 5《森/Forest》
- 1《島/Island》
- 1《山/Mountain》
- 1《平地/Plains》
- 4《霊気拠点/Aether Hub》
- 4《植物の聖域/Botanical Sanctum》
- 2《獲物道/Game Trail》
- 2《尖塔断の運河/Spirebluff Canal》
- 1《感動的な眺望所/Inspiring Vantage》
- 4《逆毛ハイドラ/Bristling Hydra》
- 3《否認/Negate》
- 2《自然廃退/Natural Obsolescence》
- 2《グレムリン解放/Release the Gremlins》
- 2《炎の鞭打ち/Flame Lash》
- 1《領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship》
- 1《不屈の追跡者/Tireless Tracker》
いつものごとく、デッキは『コピーキャット』です。
グランプリのときとの大きな違いは、サイドボードに《炎の鞭打ち/Flame Lash》を採用したことです。
本体火力なのでプレインズウォーカー全般への対策になり、4点火力なので《キランの真意号/Heart of Kiran》や《大天使アヴァシン/Archangel Avacyn》、《難題の予見者/Thought-Knot Seer》にも対応できます。インスタントなのでアヴァシンの能力をすり抜けられるのも強いです。
ちなみにこのカード、『カラデシュ』のプレインズウォーカーデッキ(構築済みデッキ)にしか入っていないカードで、コレクター番号は“266/264”です(笑)。秋葉原のショップを6軒くらいまわって1枚も見つからず、コモン扱いなのに通販で1枚250円で買い揃えるハメになりました。が、正直もっと高いと思ってました。Magic Onlineだと3チケ以上しましたしね。
いざ宇都宮
PPTQですが、前日までは八王子のPPTQに出ようと思っていました。しかし、予約が埋まっていてキャンセル待ちになってしまうのでどうしようかと悩んでいて、すると、Twitterで知り合いが宇都宮のイエローサブマリンのPPTQに参加すると呟いていて、時間を調べたら電車で1時間(ただし新幹線)だったので、こっちに行くことにしました。
ラウンド1 | 4色コピーキャット | ×× |
---|---|---|
ラウンド2 | ジェスカイコントロール | ×○○ |
ラウンド3 | マルドゥ機体 | ○×○ |
ラウンド4 | 赤黒エルドラージ | ○○ |
ラウンド5 | マルドゥ機体 | ○○ |
ラウンド6 | ティムール電招 | ID |
サブマリンながら意外とオポネントが高くて5位抜け。
準々決勝 | 4色コピーキャット | ○○ |
---|---|---|
準決勝 | マルドゥ機体 | ○×○ |
決勝 | マルドゥ機体 | ○×○ |
決勝では件の知り合いと当たってしまいました。が、《燻蒸/Fumigate》の2枚目をケアするプレイングができて、最後は《逆毛ハイドラ/Bristling Hydra》が活躍して勝つことができました。
1日を通して、コンボパーツがよくハンドに吸い付いてきたり、相手がよく事故ったりしました。運が良かったことは間違いないですが、MOでさんざん練習してサイドインアウトにかなり自信があったので、そのへんはよかったかなと思います。わざわざ買った《炎の鞭打ち/Flame Lash》も決勝で《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》を撃ち落とすなど活躍しました。
プロツアー『破滅の刻』予備予選、抜けることができました! 朝7時に起きて新幹線で宇都宮まで行った甲斐がありました! pic.twitter.com/yZlXTqsGel
— けいが (@keiga_jp) 2017年4月2日
ちなみに帰りは新幹線を使わなかったのですが、途中で後悔しました(笑)。
おわりに
そんなこんなでRPTQに進めることになりました。苦手なリミテッドですが、今回と同じくしっかりと練習して望みたいと思います。