「それをやっちゃあダメだろう……」な『Spotted Flower』3巻
ついに出産イベントも終わりました。娘の名前については、あくまで“別世界”ということを強調させたかったんでしょう。ただ……その後の展開は、「それをやっちゃあダメだろう……」と思わざるをえない展開でした。「そういうことはあくまでファンタジー」と劇中でも言われていたように、そういうことはあくまで空想上で、「それを実際にやっちゃったら反則じゃん」という気持ちです。
おまけマンガで“荻上”という名前が出てきたのも、「じゃあ今までの世界観との折り合いはどうつけるの?」と、疑問の絶えない1冊でした。
『狼と香辛料』は完結!
『狼と香辛料』のコミカライズは完結しました。“太陽と金貨”編の大盛り上がりを見事に描ききっていたと思います。最終巻のおまけマンガも最高でした。
ところで、本家の方はアフターエピソードが刊行されていますが、そちらのほうのコミカライズもあるんですよね? 期待してますよ?
なるほど微熱な『微熱空間』2巻
二人の距離感が近づいたりそうでなかったりで、文字通り“微熱”のある関係が続きます。後半では少し本人たちには悲しいエピソードも出てきますが、そこからまた新たな“家族”としての関係が深まるなら良かったんじゃないかと思いますね。
ところで、22ページの2コマ目の意味がちょっとわからなかったのは自分だけでしょうか?