バタバタしたけど完結『ビリオネアガール』3巻
高遠と藤岡の物語も完結しました。物語のクライマックスの二人の距離の付け方はちょっとめずらしい感じでしたが、それがうまくいっていたかどうかは微妙なところです。ともあれ、最後の高遠のセリフはウィットが効いててよかったですね。あまり物語がそっちの方向を目指していたかどうかは微妙なところなんですが、藤岡ことゆかりんのかわいさはもう少し引き出せたような気がします。
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高遠と藤岡の物語も完結しました。物語のクライマックスの二人の距離の付け方はちょっとめずらしい感じでしたが、それがうまくいっていたかどうかは微妙なところです。ともあれ、最後の高遠のセリフはウィットが効いててよかったですね。あまり物語がそっちの方向を目指していたかどうかは微妙なところなんですが、藤岡ことゆかりんのかわいさはもう少し引き出せたような気がします。
ついに出産イベントも終わりました。娘の名前については、あくまで“別世界”ということを強調させたかったんでしょう。ただ……その後の展開は、「それをやっちゃあダメだろう……」と思わざるをえない展開でした。「そういうことはあくまでファンタジー」と劇中でも言われていたように、そういうことはあくまで空想上で、「それを実際にやっちゃったら反則じゃん」という気持ちです。
おまけマンガで“荻上”という名前が出てきたのも、「じゃあ今までの世界観との折り合いはどうつけるの?」と、疑問の絶えない1冊でした。
長かったも物語も最終回となりました。筆者は連載を追ってはいなかったのですが、『Spotted Flower』2巻のあとがきを読んでなんとなく察していました。9冊で4年間を描ききった“初代”と比べて、12冊で1年間しか進まなかった割には唐突な展開かなと思いましたが、居酒屋での元げんしけん達の会話はおもしろかったですね。咲さんのブラフには、『Spotted Flower』を踏まえてもなお引っかかってしまいました。
で、“三代目”はあるのでしょうか……?
だいぶ前から話題になっていましたが、2巻発売を機に買ってみました。一般人離れしたエピソードが多いですが、これが全部ノンフィクションだということがおもしろいです。将棋界に興味がある人は読んだら絶対おもしろく感じると思いますし、将棋に興味なくても「こんな世界があるんだ」と楽しめると思います。
あと、伊奈先生の似顔絵は特徴を捉えていて似ているのですが、森内俊之さんの似顔絵には悪意を感じてしまうのは気のせいでしょうか……(笑)。
くじびきデートも佳境に次ぐ佳境、スーがエンジン全開で、波戸ちゃんもエンジン全開で、斑目先輩は急にイケメンになり、ついに総受けを返上か……と思わせての夜の展開には笑ってしまいました(笑)。しかし最後の最後にはイイところを見せてくれました。やはり続きが楽しみで仕方がないです。